FC2ブログ
プロフィール

小島歯科室

Author:小島歯科室
愛知県東海市にある歯科医院です。

ブログ内検索

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

小島歯科室の交換日記からはじめましょう
小島歯科室のスタッフによるつれづれ日記です。
妊娠と歯科治療について
最近の妊娠検査薬は感度がよいため、市販のものでも次の生理開始予定日頃には妊娠しているかどうかわかります。この頃が妊娠4週にあたり、妊娠40週になる日を予定日と計算しています。妊婦さんが歯科治療を受ける時に一番気にされているのは赤ちゃんへの影響がないかということではないでしょうか。治療を受ける時期、どんな検査(特にレントゲン検査)を受けるか、薬は大丈夫か、などです。

一般的には胎盤ができあがって安定期といわれる妊娠16週(妊娠5ヶ月)以降を薦めていますが、急を要するような治療の場合には妊娠していることを告げた上で歯科治療を受けていただければいいと思います。

また、治療に数週間かかるような場合、分娩予定日近くから始めてしまうと分娩で通えなくなってしまうこともあるため、安定期に入ってから一度は歯科検診を受けておいたほうがいいでしょう。
東海タイムズ2011年11月20日号掲載
Q.インプラント治療は痛いのでしょうか?


A.たとえば親知らずなど歯を抜く場合、とても痛く腫れたという人もいれば、
思っていたよりたいしたことなく痛くなかったという人もいます。
インプラントの場合、埋入の範囲にもよります。
麻酔注射をして行いますので、痛くはないのですが、器具の音や振動で怖いということが考えられます。

遺伝と歯並び
5才の女の子、Fちゃんのお母さんより、
「父親が反対咬合なのですが、この子もそんな感じがします。とても心配です。」
親子は遺伝します。咬み合わせ、歯並びも親子で似ていることが多いです。Fちゃんの場合、お母さんはそうでもないのですが、お父さんの下顎が出ていました。そして、本人であるFちゃんも5才にしてやや下顎が出ているように見えます。実際の口の中の歯並びも下の歯が出てはえています。
歯並びはすべて遺伝で決まるわけではありませんが、(生活習慣、つめをかむなどのくせ等もあります)このように親子で似ていることが多いのです。お母さんいわく、
「やはり親子なので遺伝で似ているんですね。しっかり治してあげたいので、よろしくお願いします。」
年齢が70代80代だからできないということはありません
70代のMさんは「インプラントを受けたいのですが、私はもう年がいっています。できますか?」
年齢が70代80代だからできないということはありません。
むしろその年代の方が多くインプラントを受けています。

年よりむしろ、その人個人の健康状態です。Mさんは内科に通っていました。検査データを問い合わせたところ高血圧でしたが病状は安定しており、インプラントが可能でした。
「年で無理かと思っていましたが、よく調べていただいて、できてよかったです。」
歯をぶつけたら、急いで
小学生など、よく歯をぶつけ急患でくることがあります。そんなときの注意点をまとめてみました。
1.歯が折れた、かけた
折れた破片があればもっていく。必ずなければならないわけではないが一応もっていくことをおすすめします。
2.歯がぐらぐら
手でさわらない。さわって気にしているとよけい悪くなります。
3.歯が抜けた(脱臼した)
抜けた歯をできる限りもっていくこと。運動場で落としたとしても、よくさがして、きれいに洗ってもっていくこと。完全にとれたものでも、戻して再生することもあります。
1~3に共通して大事なこととして、出来るだけ早めに医院にかかることです。あまり痛くないからといって、2、3日もしてからいくのではおそいです。悪くなった状態で固定されてしまうかもしれません。
学校にいるときにこのような事故が起きることが多いですが、すぐに行くことがとても大切です。学校が終わり、下校してからではなく、すぐに行きましょう。

治療法
(1) かけた場合、その部分に破片を戻し、くっつけてやる場合があります。しかしかけた破片がうまく戻らず、ダメなこともあります。そのように戻せない時、あるいは破片がない時は、白いプラスチックでおぎなって処置します。ただし、これらの処置はとれやすく、何度もその先やり直しではりつけることになる可能性が高いです。いずれ、完全に全体をかぶせ直すことになる場合もしばしばです。
かぶせ直すタイミングは18~22才ぐらいになってからが多いです。
(2) ぐらぐらは、はずれかかっている状態です。針金等を使い、歯に白いプラスチックのギプスをつけて押さえこむ処置をします。これで数ヶ月様子をみていきます。
子供の歯(乳歯)の場合、いつまでもぐらぐらが続くこともあります。大人の歯(永久歯)の場合、歯茎の中の根が完成していないとなかなか安定しない場合もあります。
(3) 完全に抜けた場合、抜けた歯を生理食塩水(たいていの学校にはありますが、もしなければ牛乳に入れて保存する方法もあります。)に入れて保存します。このように保存せず、乾燥してしまうと、再生してくっつけようとしても難しくなります。この保存状態のよいものを医院で、(2)と同様に固定していきます。
インプラント(人工歯根)とは
先日入れ歯があわなくて調子が悪いという方が当院を訪れました。Aさんは下の奥歯に、作って入れましたがどうしても慣れないそうです。当院にて、お話を伺いました。
Aさん曰く、
「取り外しの入れ歯だと外食する時に気になってしまい、楽しく食事ができないので何とかしてほしい。インプラントというのをきいたことがありますが、何ですか?」
「インプラントとは第3の歯です。歯を不幸にして失した時、歯ぐきの土手に新しく金属の土台を入れてやり根のかわりとします。その金属の土台を歯の根のかわりとして歯をかぶせる治療のことです。取り外しがないので、自分の歯のように使えて便利な方が多いですよ。」

3ヶ月後、新しい歯が入ったAさんは「旅行に友人といった時、自分の歯と同じように食事ができて、とても楽しかったです。奥歯でしっかりかめて若返った気分でしたよ。」

最後にインプラント治療はとてもよい治療方法ですが、費用が高価であり専門的技術も伴うものです。歯医者さんの先生とよく相談して進めるとよいでしょう。
まったく歯の残っていない人でも・・・
Mさんより「実は大変言いにくいことなのですが、私は歯が2本しかありません。それでもインプラント治療で治すことはできるのでしょうか?」

まったく歯の残っていない人でもインプラントを行って歯の回復をしています。
Mさんの場合、ほとんどの歯がありませんので数回に分けてインプラントを多めに入れました。これが歯の根の土台となります。
土台の落ち着きを待って土台の上に白いかぶせ物を入れました。そして、もう入れ歯を入れる必要はなく、まるで自分の歯が戻ったような状態となりました。
信頼のおける先生と巡り会うには?
先日、私のクリニックで、歯列矯正治療を終えた学生の患者さんから「治療の最初の頃は慣れないせいもあって、痛かったり、しゃべりづらかったり、辛いこともあったけど、先生のところで矯正治療を受けて良かったです。」というありがたいお話をいただきました。

この患者さんと話をしていると、ちょうどその時、30代半ばのお母さんが深刻な顔をされて来院されました。そのお母さんがおっしゃるには、「娘が2年前から名古屋の歯科医院で矯正治療を受けています。月に1回のペースで通院しているのですが、その度ごとに院長先生と矯正の担当医の先生と方針が違うようで新しい矯正ワイヤーにつけかえられたり、また元の装置に戻ったりです。治療がどうもスムーズに進んでいないようです。もうすぐ高校受験をひかえとても心配になってきました」とのことでした。

お嬢さんは、高校入学までには終わるときいていたのに本当に治るのか心配で、ストレスになり激やせしてしまったとのことです。「先生何とかなりませんか?」という深刻な面持ちでの相談でした。

皆さんも歯科治療を受けて良かったと最後には思いたいですよね。それには、信頼のおける先生、特に矯正歯科では学会の認定医等にしっかりと診てもらうことが重要になってくるのです。認定医とは、十分な知識、技術をもったドクターを学会が試験等をして認定した先生のことです。認定医であるかどうかは、歯科医院に直接電話等でたずねてみるとよいでしょう。
表も裏も白?
歯の白いかぶせ物、実はよく見ると、裏側に少し金属の部分が見えることがあります。そんなに目立つわけではないのですが、気づくこともあります。
白いかぶせ物は、内側に補強構造として金属のフレーム部分を入れ、その上にセラミックをやきつけるという方法でつくられています。
セラミックの白い歯は、実は中に金属の部分があるのです。歯を裏側からじっくり見ると少し金属のフレームを発見するかもしれません。
その金属の厚みは、0.2mm~1.0mmほどでとても薄いのですが、その金属が入っているおかげでとても丈夫な歯になります。重要な内部補強構造なのです。
しかし、最近の技術ではその中の金属の補強構造に変わる高強度なセラミックが開発されてきています。
金属色ではなく白い色のフレームなのです。金属は加工しやすく物性も優れており強く、材料としてはとても素晴らしいのですが、色が金属色という弱点があります。それを補うぐらいの補強構造となるセラミックフレームがあらわれたのです。
そうなると、その補強構造も白のセラミックで、表面も従来通りのセラミックで作ることにより、かぶせ物全体がすべて白くなるものができるわけです。このようなものをオールセラミックといっています。(オール電化とちょっと似ていますが・・・) 表から見ても裏から見ても白いわけで、より自然な歯に限りなく近づいたわけです。
最後に少しばかりオールセラミックの弱点もいっておかなければなりません。
このオールセラミックはどんな歯にでも使えるわけではありません。咬み合わせの状態によっては選択できません。無理して使うと壊れてしまいます。
また例えば、歯の厚みが薄かったり、小さい場合でも使えません。その点従来の金属フレームの内面に入ったセラミックの歯はほとんどの場合有効ですし、安定度も実績が多く今現在でも高い評価です。それらを踏まえ、どちらがよいかを選んでいくこととなると思います。